ESGレポート(マンスリー)– Report –
「三菱UFJ SRIファンド」のマンスリーレポートに掲載されているESGレポートです。
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テレワーク時代の瞑想
2020年、日本は東京オリンピック・パラリンピックの開催により、ICTサービスの拡充や交通混雑緩和のためのテレワークが進むと見られていました。しかし、これらを推し進めたのは、五輪大会ではなく新型コロナウイルスの感染拡大によってでした。人との接触... -
脱プラスチックから脱容器へ
昨今の廃プラスチック問題への関心の高まりを受け、企業ではプラスチック製の製品や容器包装の使用量を削減したり、環境負荷の低い原料に変更したりするなど、様々な取り組みを行っています。一方で、このコロナ禍で在宅勤務が増え、家で過ごす時間が増え... -
政府をESG格付?
SNS(交流サイト)の普及は、伝統的な株式市場の構造を変えるだけでなく、資本主義というシステムそのものに、新しいダイナミズムをもたらしていると感じられたのが、米SNSのレディットを舞台にした1月の個別株式の乱高下でした。SNS上で団結した個人が集... -
エコノミクス甲子園――高校生の金融知力を競う
2021年2月、高校生に楽しみながら金融・経済について学んでもらうためのクイズイベント「エコノミクス甲子園(全国高校生金融経済クイズ選手権)」(認定NPO法人金融知力普及協会主催)が開催されました。今年で15回目を迎えるこの大会は、全国各地で開催... -
ESGと技術の評価
1998年の創立以来、グッドバンカー社では、企業のESGへの取り組みが、いかに競争力と成長、すなわちサステナビリティにつながるかという観点から、企業の技術動向に強い関心を持ってきました。そのため、実際の調査対象企業のみならず、大学やシンクタンク... -
AIはサステナビリティ? ―「変なホテル」の取り組み―
「変なホテル」という名前のホテルがあります。 ある旅行大手グループが、2015年に長崎に第1号店をオープンさせたことを皮切りに、現在では全国に20施設を数えるまでになりました。 世界初の「ロボットが働くホテル」として、ギネスにも認定されたユニーク... -
企業は人なり、ESGはCEOなり?
企業のESGへの取り組みは、ただちに数値化された結果が出ないこともあり、どうしても「短期的にはコスト要因」と見られがちです。そのために「ESGを企業の競争力と成長に結びつけるには、かくあるべし」というトップの強い信念とコミットメントが必要にな... -
アカデミックな視点から見るESG投資―気候変動リスクと市場効率性(その2)―
Palmer Drought Severity Index(PDSI―1965)は、アメリカの気象学者Palmer氏によって開発された干ばつ指数のことです。干ばつ指数とは、WMO(1992)によって、「長期的で、かつ異常な水不足の積算結果に関する指数」と定義されており、さまざまなものがあ... -
アカデミックな視点から見るESG投資―気候変動リスクと市場効率性(その1)―
ESG投資が金融のメインストリーム化しつつある現在、アカデミックな視点からとらえたESG投資と、その有効性に関する多数の学術論文が発表されています。そのため、当社のアナリストは、これらの論文を読みこなし、必要であれば最新のESG評価に反映させるこ... -
コロナ危機とESG投資
コロナ危機におけるESG投資について、当社と協力関係にある、パリのロスチャイルドアセット社の見解をご紹介します。 まず強調していることは、投資家が主要な役割を担っているということです。2007~2008年の暴落とは異なり、今回の危機は金融セクターの...