ESGレポート(マンスリー)– Report –
「三菱UFJ SRIファンド」のマンスリーレポートに掲載されているESGレポートです。
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今、子ども達が学ぶSDGs
「負ふた子に教えられ」とか「後生おそるべし」などという言葉があるように、子どもや若者は社会にとって新しい視点や発想をもたらしてくれるものです。SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年9月の国連サミットで採択された、国連加盟193か国が2016年から2... -
脱炭素に向けて、今、日本の大学生にできること
ESG投資の背景にあるSRI(社会的責任投資)が、もともと宗教的信念による投資であったものが、広範な市民運動に発展したことには、大学の基金や大学教職員年金が大きな役割を果たしました。1960年代にベトナム戦争に反対して、軍需産業への投資を忌避する... -
テレワーク時代の瞑想
2020年、日本は東京オリンピック・パラリンピックの開催により、ICTサービスの拡充や交通混雑緩和のためのテレワークが進むと見られていました。しかし、これらを推し進めたのは、五輪大会ではなく新型コロナウイルスの感染拡大によってでした。人との接触... -
脱プラスチックから脱容器へ
昨今の廃プラスチック問題への関心の高まりを受け、企業ではプラスチック製の製品や容器包装の使用量を削減したり、環境負荷の低い原料に変更したりするなど、様々な取り組みを行っています。一方で、このコロナ禍で在宅勤務が増え、家で過ごす時間が増え... -
政府をESG格付?
SNS(交流サイト)の普及は、伝統的な株式市場の構造を変えるだけでなく、資本主義というシステムそのものに、新しいダイナミズムをもたらしていると感じられたのが、米SNSのレディットを舞台にした1月の個別株式の乱高下でした。SNS上で団結した個人が集... -
エコノミクス甲子園――高校生の金融知力を競う
2021年2月、高校生に楽しみながら金融・経済について学んでもらうためのクイズイベント「エコノミクス甲子園(全国高校生金融経済クイズ選手権)」(認定NPO法人金融知力普及協会主催)が開催されました。今年で15回目を迎えるこの大会は、全国各地で開催... -
ESGと技術の評価
1998年の創立以来、グッドバンカー社では、企業のESGへの取り組みが、いかに競争力と成長、すなわちサステナビリティにつながるかという観点から、企業の技術動向に強い関心を持ってきました。そのため、実際の調査対象企業のみならず、大学やシンクタンク... -
AIはサステナビリティ? ―「変なホテル」の取り組み―
「変なホテル」という名前のホテルがあります。 ある旅行大手グループが、2015年に長崎に第1号店をオープンさせたことを皮切りに、現在では全国に20施設を数えるまでになりました。 世界初の「ロボットが働くホテル」として、ギネスにも認定されたユニーク... -
企業は人なり、ESGはCEOなり?
企業のESGへの取り組みは、ただちに数値化された結果が出ないこともあり、どうしても「短期的にはコスト要因」と見られがちです。そのために「ESGを企業の競争力と成長に結びつけるには、かくあるべし」というトップの強い信念とコミットメントが必要にな... -
アカデミックな視点から見るESG投資―気候変動リスクと市場効率性(その2)―
Palmer Drought Severity Index(PDSI―1965)は、アメリカの気象学者Palmer氏によって開発された干ばつ指数のことです。干ばつ指数とは、WMO(1992)によって、「長期的で、かつ異常な水不足の積算結果に関する指数」と定義されており、さまざまなものがあ...