レポート– Report –
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『E・S・G』における企業統治の重要性が一層高まる
上場企業における企業統治のあるべき規範として、金融庁と東京証券取引所が規定している「コーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)」が、今年の6月に3年ぶりに改訂された。東京証券取引所では、現行の4市場を2022年4月から「プライム市場... -
脱炭素に向けて、今、日本の大学生にできること
ESG投資の背景にあるSRI(社会的責任投資)が、もともと宗教的信念による投資であったものが、広範な市民運動に発展したことには、大学の基金や大学教職員年金が大きな役割を果たしました。1960年代にベトナム戦争に反対して、軍需産業への投資を忌避する... -
テレワーク時代の瞑想
2020年、日本は東京オリンピック・パラリンピックの開催により、ICTサービスの拡充や交通混雑緩和のためのテレワークが進むと見られていました。しかし、これらを推し進めたのは、五輪大会ではなく新型コロナウイルスの感染拡大によってでした。人との接触... -
脱プラスチックから脱容器へ
昨今の廃プラスチック問題への関心の高まりを受け、企業ではプラスチック製の製品や容器包装の使用量を削減したり、環境負荷の低い原料に変更したりするなど、様々な取り組みを行っています。一方で、このコロナ禍で在宅勤務が増え、家で過ごす時間が増え... -
4~6月期の日本株の投資環境
当面の投資環境を判断するポイントは以下の6つである。 (1) 新型コロナウイルス(特に変異株)感染拡大とワクチン調達・供給の競争 (2) 米国の経済対策・成長戦略の行方と対中国包囲網の展開 (3) 米国の実質金利の推移 (4) ファミリーオ... -
政府をESG格付?
SNS(交流サイト)の普及は、伝統的な株式市場の構造を変えるだけでなく、資本主義というシステムそのものに、新しいダイナミズムをもたらしていると感じられたのが、米SNSのレディットを舞台にした1月の個別株式の乱高下でした。SNS上で団結した個人が集... -
エコノミクス甲子園――高校生の金融知力を競う
2021年2月、高校生に楽しみながら金融・経済について学んでもらうためのクイズイベント「エコノミクス甲子園(全国高校生金融経済クイズ選手権)」(認定NPO法人金融知力普及協会主催)が開催されました。今年で15回目を迎えるこの大会は、全国各地で開催... -
高値圏に躍り出た日本株の見方
現在の世界的な株高を支えている理由として、以下のような楽観論と期待感がある。 ① 中央銀行による資金供給が際限なく続く ② 景気が需要不足なので“カネ余り状態” ③ 行き場のない「余剰資金」が株式市場に流入している ④ 政府による大規模な... -
ESGと技術の評価
1998年の創立以来、グッドバンカー社では、企業のESGへの取り組みが、いかに競争力と成長、すなわちサステナビリティにつながるかという観点から、企業の技術動向に強い関心を持ってきました。そのため、実際の調査対象企業のみならず、大学やシンクタンク... -
AIはサステナビリティ? ―「変なホテル」の取り組み―
「変なホテル」という名前のホテルがあります。 ある旅行大手グループが、2015年に長崎に第1号店をオープンさせたことを皮切りに、現在では全国に20施設を数えるまでになりました。 世界初の「ロボットが働くホテル」として、ギネスにも認定されたユニーク...