レポート– Report –
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「21世紀の資本家」 その1
3月20日に公開されて、評判になっている「21世紀の資本」という映画を、鑑賞してきました。これは2013年にフランスで出版され、2014年春には38カ国で刊行され、300万部という世界的なベストセラーになった、経済学者トマ・ピケティの原作を、ピケティ氏自... -
「21世紀の資本家」を探して―その1―
このところ評判になっている「21世紀の資本」という映画を、鑑賞してきました。これは2013年にフランスで出版され、2014年春には38カ国で刊行され、300万部という世界的なベストセラーになった、経済学者トマ・ピケティの原作を、ピケティ氏自身が監修・出... -
SRI、CSR、ESG、SDGsのきのう、きょう、あす
「コペルニクスの地動説が受け入れられるのに、100年ぐらいかかったのではないか」、という説があります。昨年、惜しくも若くして亡くなった、敬愛する京都大学の滝本准教授によれば、科学史家トーマス・クーンが 1962 年に刊行した「科学革命の構造」の中... -
「宗教的な市場」?
金融市場について、「効率的な市場」「サステナブルな市場」「グリーンな市場」など、さまざまな言われ方をしますが、ここに来ていよいよ、「宗教的な市場」が出現するのでは?と思わせる動きが出てきました。 さる1月22日にカトリックの総本山であるバチ... -
クライアントは地球?
最近、法律家、会計士など自分の専門性でサステナビリティに貢献するという世界的な潮流があります。 例えば、「ClientEarth(クライアントアース)」は、環境問題を専門に扱う法律事務所です。「法律的なアクションで、グリーンな未来を」「法律は強力な... -
国家の社会的責任が評価される時
国債が2010年のユーロ危機を機に、かつてのような安全資産でなくなり、信用度を測る需要が高まっていることから、国の社会的な責任を評価しようという動きが広がっています。 そうした流れの一つとして、世界銀行は2019年10月、CO2排出量や人口の増減、男... -
スポーツとサステナビリティ
11月2日、日本で開催されたラグビーワールドカップが閉幕しました。今大会では、日本チームが初の決勝リーグ進出を果たし、大変な盛り上がりを見せました。また、多様なバックグラウンドを持つ日本選手が“ONE TEAM”として団結し、あのような快挙を成し遂げ... -
「地球の流れ」と「金融の流れ」
近年、地球温暖化など気候変動の問題に、地球全体の「流れ」が関与しているという仮説が、アメリカの気候変動研究機関Woods Hole Research Centerより提唱されています(1)。豪雨や熱波、豪雪等、世界で発生する異常気象は様々で、中には温暖化とは逆の寒... -
グリーンはどんな緑?―グリーンボンド市場の健全な成長のために―
米議決権助言大手ISSがESGレポートの中で「グリーンボンドは玉石混交で、投資家に対して詳細な分析を示す必要がある」と指摘していますので、ご紹介しましょう。 グリーンボンドは、国際資本市場協会(ICMA)という機関が出した「グリーンボンド原則」など... -
ESGのSはサッカー?
先日、グッドバンカー社のアナリストは、あるサッカースタジアムを訪れました。緑豊かな大きな公園に隣接しており、昨年から大規模改修を実施した美しいスタジアムです。今回は、試合のない日のバックヤードツアーに参加し、日頃見られない、選手のロッカ...